不眠の子守唄

海外文学などの書評や洋楽のレビューを書いているブログ。

2020-05-08から1日間の記事一覧

『アルジャーノンに花束を』を「ブラックユーモア」として考察する【あらすじ・感想】

ダニエル・キイスの『アルジャーノンに花束を』といえば、「知能を高めることが幸福なのか?」といった「幸福」について問うているSF作品としてや、ラストの場面に感動する心温まる作品として、また文学的には、主人公の「手記」という形をとることで、主人…

「一冊で終わるマンガ」の傑作―あだち充『じんべえ』の凝縮された魅力

「一冊で終わるマンガ」で一番お薦めのマンガは? と聞かれたら、私はあだち充の『じんべえ』を推す。(もっとも一冊で終わるマンガなんてあまり思いつかないが...笑) 「あだち充マンガを読んでみたいけど、少し長い気がする」と思っている方がいらっしゃっ…