不眠の子守唄

海外文学などの書評や洋楽のレビューを書いているブログ。

2022-02-09から1日間の記事一覧

ドストエフスキーの『罪と罰』は、「現代の予言書」なのか?【感想・考察】

2021年に生誕200年を迎えたドストエフスキーの作品は「現代の予言書」と言われる。誰が言い始めたのか厳密にはわからないが、たとえば新潮文庫版『カラマーゾフの兄弟』に寄せられた原卓也の解説には「この作品は今日でもなお、人類の未来に対する予言的なひ…