- 2021年4月11日
- 2022年10月18日
【完結】『進撃の巨人』に残された未解決の謎について考察してみる
『進撃の巨人』が完結した。この作品が、少年漫画史に残る傑作であることに疑いの余地はない。何よりも『進撃の巨人』が傑出しているのは、精緻に組まれた物語の中で、次々と伏線というか謎が解明されていき、全体像 […]
『進撃の巨人』が完結した。この作品が、少年漫画史に残る傑作であることに疑いの余地はない。何よりも『進撃の巨人』が傑出しているのは、精緻に組まれた物語の中で、次々と伏線というか謎が解明されていき、全体像 […]
カズオ・イシグロがノーベル文学賞を受賞してから初の長編小説である『クララとお日さま』が、ついに刊行された。 「AIと少女の交流を描く感動の物語」という触れ込みの本作品だったが、実際に読んでみると、かな […]
エドモン・ロスタンの戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』は、男のロマンみたいなところがある。 容姿に恵まれない主人公の恋が実る話だからだ。でも、そんな「ありがちの話」と思ってもらっては、困る。シラノ・ド […]
恋が始まるには、ほんの少しの希望があれば十分です。 ――スタンダール という引用から始まるマンガ作品があるが、さらに言えばこの言葉はスタンダールの『恋愛論』第三章冒頭からの引用である。 『恋愛論』とい […]
空前のブームとなっている『鬼滅の刃』。私も読みましたが、非常によくできた作品だと思います。原作だけからではここまで流行るとは全く予測できませんでしたが、アニメの出来もいいですし、ここ数年で断トツのコン […]
2020年にアニメ化もされた久米田康治の『かくしごと』は、漫画家を題材にした最高の日常系ギャグマンガだと思う。 漫画家を題材にしたマンガというと、高校生が連載獲得を目指すところからスタートする『バクマ […]
岩明均の『寄生獣』というマンガがある。 無駄のない構成を持つ面白いマンガであり、さらに人間に寄生して体を乗っ取り人間を食べるという「寄生生物」の恐怖をテーマに据え、人間とは何かという問題、あるいは環境 […]
読んでいて、あまりに理解が追い付かなくて笑ってしまった小説がある。 「こんなのわからねーよ!」と、読んでいながらツッコんでしまうのである。 その作品こそ、ノーベル文学賞作家ウィリアム・フォークナーの代 […]
私はいわゆる戦国マニアなのだが、戦国マニアとして一番推したいマンガが、岩明均の『雪の峠・剣の舞』である。 岩明均というと一番の代表作は『寄生獣』だが、『ヒストリエ』などの作品に見られるように歴史への造 […]
新型コロナウイルスの影響で開催が延期されていたAmazon Primeデーで、ようやくKindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)を買いました! ※2025年追記 こちらの記事で紹介 […]