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「海外文学」の検索結果52件

  • 2020年5月11日
  • 2025年6月7日

Kindle Unlimitedで読み放題で読める、おすすめのイギリス文学の古典的名作25選

この記事はKindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)というサービスで読める、英文学の古典的名作についてまとめています。 登録している人も増えてきたのではないかと思うが、Kindle UnlimitedというAmazonの電子書籍の定額読み放題サービスは、意外と多くの古典的名作を読むこ […]

  • 2020年4月21日

めちゃくちゃ面白いフランス文学の入門書!ー鹿島茂『悪女入門 ファム・ファタル恋愛論』書評・感想

フランス文学の一番楽しく読める入門書は?ーーと聞かれたら、この鹿島茂『悪女入門』(講談社現代新書)を薦める。 この『悪女入門』という本、その名の通り男を誘惑し破滅させる「悪女」(ファム・ファタル)になるためのハウツー本なのであるが、そのテキストはフランス文学なのである。 フランス文学に登場する代表的 […]

  • 2020年4月18日
  • 2022年9月14日

「優しすぎる父親」は孤独死してしまうのか?ー『ゴリオ爺さん』【あらすじ・感想】

老人ホーム(宿泊ありのデイサービス)でボランティアをしたことがある。 実の子どもたちもほとんど世話をしに来てくれないようなお年寄りを目の当たりにして、心が痛んだ。ーーそのようなお年寄りの方々も、若いときは人並み以上に子どもに愛情と金銭を注いだはずなのだ。 そのような姿を見て、私はオノレ・ド・バルザッ […]

  • 2020年4月18日
  • 2022年9月14日

きっと探していた名文に出会えるーリルケ『マルテの手記』感想・考察

ライナー・マリア・リルケの『マルテの手記』は、長編小説というよりは詩である。 作家志望だけど売れない青年の、悩みと回想をひたすらに吐露したような作品で、ストーリー性はない。 しかし、ストーリー性がないからといって、その作品が面白くないわけではない。 ともすれば精神を病んでいそうな青年の紡ぐ、美しい言 […]

  • 2020年4月17日
  • 2022年9月14日

カズオ・イシグロ『日の名残り』あらすじ・感想ー人生の哀しさと楽しさを描いた名作

小説の主人公というものは、並外れた知性や洞察力の持ち主であることが多い。でも、カズオ・イシグロの『日の名残り』(土屋政雄訳)は、この原則にまったく反する。 「普通の人」が人生の夕暮れに差しかかったときに、ふと自分の人生とは何だったのかを考える。『日の名残り』は、その哀しさを軽妙に描きつつ、また残りの […]

  • 2020年4月14日
  • 2023年4月8日

シャーロット・ブロンテ『ジェーン・エア』あらすじー「自立した女性」ジェーンの行動原理とは

古典的名作であるシャーロット・ブロンテ『ジェーン・エア』のあらすじについて記す。書評・考察については別記事にまとめているので、そちらを見ていただきたい。 (なお岩波文庫・光文社古典新訳文庫での表記はジェイン・エアだが、この記事ではジェーンに統一する) 「ジェーン・エア」あらすじ 孤児であるジェーン・ […]

  • 2020年4月12日
  • 2025年7月31日

死ぬまでに読みたい海外文学の名作100選【おすすめ度・感想つき】

海外文学の良いところは、他国の歴史や文化を感じることができるところだ。日本の文学も好きだけれど、それぞれ違った良さがある。 海外文学を読んでいるうちに、主要な海外文学を死ぬまでに読んでみたいという気持ちになってきた。だが、「海外文学はどんな本を読んだらいいだろうか?」と悩む方は多いのではないだろうか […]

  • 2020年3月27日

歴代ノーベル文学賞受賞者と、受賞理由まとめ【1901年~2021年】

ノーベル文学賞受賞作家と、受賞理由についてまとめてみました。   ノーベル賞120年の歴史はあまりに長いので、のんびり見たり流し読みしながら見てください。   「ノーベル文学賞受賞作家は(入手できる限り)全員読む」のをライフワークにしてみたいが、どれくらいの時間がかかるだろうか…R […]

  • 2020年3月27日
  • 2025年2月15日

《祝・文庫化》ガルシア・マルケス『百年の孤独』で海外文学の陶酔に浸る【概要・感想】

ガブリエル・ガルシア・マルケス「百年の孤独」という作品がある。同名の酒の元ネタである(多分)。 この作品は、「20世紀の傑作」ランキングなどでたいてい上位にランクインする作品(特にこのランキングでは第一位にランキングしている)であり、その価値は広く認められている。私自身もこの作品は非常に好きである。 […]

  • 2020年3月1日
  • 2025年3月31日

カート・ヴォネガット『タイタンの妖女』あらすじー人類の究極目的と自由意志とは何か?

『タイタンの妖女』の感想を書いたのだが、あらすじが長くなりすぎたのでここで別の投稿として紹介することにした。 「タイタンの妖女」あらすじ 主人公は、マラカイ・コンスタントというアメリカ一の大富豪である。彼は、父の代から続く幸運によって、わずか二代で莫大な富を獲得した人物であった。 彼は、とあるウィン […]

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このブログは管理人が実際に読んだ本や聴いた音楽、見た映像作品について書いています。AI全盛の時代ですが、生身の感想をお届けできればと思っています。