Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)というサービスがある。音楽のサブスクリプションと違い、ほとんどの電子書籍が読み放題というわけにはいかないが、非常に多くの本を定額で読むことができるサービスである。
ビジネス書なども多く読み放題のラインナップに入っているようだが、私として興味があるのは小説の古典的名作である。このサービス、非常に多くの古典的名作を読むことができるのである(Kindle Unlimitedにというよりは、光文社古典新訳文庫とグーテンベルク21に感謝すべきかもしれない)。
今回は、個人的メモも兼ねて、今回はKindle Unlimitedで読めるドイツ文学の古典的名作をだいたい15作品くらい集めた(オーストリアやチェコなども含む)。
これらは完全に網羅しているわけではないが、この紹介がお役に立てれば幸いである。
なお、これらはすべて記事投稿日時点のデータであり、定額で読めなくなっている場合もあると思われる。
なので、実際にKindle Unlimitedで読んでみようという場合には商品ページを確かめるか、AmazonのKindle Unlimitedで読める文芸作品の一覧画面などとりあえず確認してみてほしい。
Ⅱ.ドイツ編
順番は適当です。オーストリアやスイスを含みます。
ゲーテ
『ファウスト』などを記したドイツの文豪・ゲーテの作品としては、『若きウェルテルの悩み』がKindle Unlimitedでも読める。
『若きウェルテルの悩み』
レーベル:グーテンベルク21
コメント:若きゲーテの代表作。婚約者がいるヒロイン・シャルロッテに恋したウェルテルが、シャルロッテと結婚できずに絶望する。ーーと書くと非常につまらなそうな話だが、若く激しい恋愛には心を動かされる人も多いはず。
ヘルマン・ヘッセ
『車輪の下で』
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:『車輪の下』の題名の方が有名かもしれない。
『知と愛』
『デミアン』
『郷愁』
ライナー・マリア・リルケ
『マルテの手記』
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:詩人を目指す青年の苦悩や死生観が記された手記、という形式の小説。ストーリー性があるわけでははないが、一つ一つの言葉が非常に深く感じさせる作品。
『リルケ詩集』
フランツ・カフカ
『審判』
レーベル:グーテンベルク21
コメント:カフカは今のチェコにあたる地域のオーストリア=ハンガリー帝国出身。
『変身』
ハイネ
『ハイネ詩集』
ブレヒト
『アンティゴネ』
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:
『ガリレオの生涯』
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:
トーマス・マン
『だまされた女』『すげかえられた首』
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:
『ヴェネツィアに死す』
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:
おわりに
これらの古典的名作が読めるサービスであるKindle Unlimitedは、初月無料なので、心から試してみることをお薦めしたいサービスである。
同時に大量に本が借りられないなどの制限はあるが、古典的名作をここまで気軽に立ち読みできるサービスは他にない。
なお誤解されがちだが、Kindle書籍はPC/スマホからもアプリで読むことができる。
青空文庫などは無料で購入できるので、とりあえずアプリを入れてみて、試してみてはいかがだろうか。
なお、先述の通り、ここに紹介したのはすべて記事投稿日時点のデータであり、定額で読めなくなっている場合もあると思われる。
なので、実際にKindle Unlimitedで読んでみようという場合には商品ページを確かめるか、AmazonのKindle Unlimitedで読める文芸作品の一覧画面などとりあえず確認してみてほしい。
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