読書

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ドストエフスキーの描くシベリア監獄のリアル『死の家の記録』【書評・感想】

あまりにも有名だが、ドストエフスキーは、かつて死刑囚であった。 若き日のドストエフスキーは、ペトラシェフスキーの主宰す...
古典的名作

アチェベ『崩れゆく絆』が絶対に読んでほしい海外文学である理由【あらすじ・感想】

海外文学や古典的作品の醍醐味は、その物語の舞台が私たちの日常とは異なる「異世界」でありながら、そうした世界は現実に存在し...
古典的名作

ブラックな葬儀ビジネス小説ーイーヴリン・ウォー『愛されたもの/ご遺体』あらすじ・感想

「まあ、ジョイボイさん、きれいですこと」 「ええ、うまく仕上がったでしょう」彼は鶏肉屋がするように腿を軽くつまんでみて...
古典的名作

異質なファンタジーとの出会いーチュツオーラ『やし酒飲み』あらすじ・感想

わたしは、十になった子供の頃から、やし酒飲みだった。わたしの生活は、やし酒を飲むこと以外にはすることのない毎日でした。 ...
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ほんとうの無政府主義者とは?ーチェスタトン『木曜の男』あらすじ・感想

政府なんて無いほうがいいのではないかと思わずにいられない出来事が世界で起きている。無政府主義こそが理想なのかもしれない。...
古典的名作

ドストエフスキーの『罪と罰』は、「現代の予言書」なのか?【感想・考察】

2021年に生誕200年を迎えたドストエフスキーの作品は「現代の予言書」と言われる。誰が言い始めたのか厳密にはわからない...
古典的名作

『アンナ・カレーニナ』あらすじ・感想ーなぜアンナは自殺しなくてはならなかったか

世界文学上に今なお燦然とその輝きを放ち続ける巨匠レフ・トルストイの作品『アンナ・カレーニナ』は、現代でも名前はおそらく多...
古典的名作

自己犠牲の是非ージッド『狭き門』あらすじ・感想

かつて進路について考えていたころ、ある人から「一番難しい目標を目指せ」と言われたことがある。 「難しい目標」はそのタイ...
古典的名作

ジッド『背徳者』あらすじ・感想ー「人間らしさ」への目覚めと背徳の誘惑

長いあいだ閉じこもった部屋にこもりきりになる経験は、コロナ禍で多くの人が思わず経験することになったかもしれない。私もその...
書評

安部公房『壁-S・カルマ氏の犯罪』あらすじ・感想ー「名前」を失った人間の話

安部公房は、日本で最もノーベル文学賞に近かった作家の一人であると言われる。 それは安部公房が海外で高く評価されていたか...