Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)というサービスがある。音楽のサブスクリプションと違い、ほとんどの電子書籍が読み放題というわけにはいかないが、非常に多くの本を定額で読むことができるサービスである。
ビジネス書なども多く読み放題のラインナップに入っているようだが、私として興味があるのは小説の古典的名作である。このサービス、非常に多くの古典的名作を読むことができるのである(Kindle Unlimitedにというよりは、光文社古典新訳文庫とグーテンベルク21に感謝すべきかもしれない)。
今回は、個人的メモも兼ねて、今回はKindle Unlimitedで読めるフランス文学の古典的名作をだいたい25作品くらい集めた。
これらは完全に網羅しているわけではないしが、この紹介がお役に立てれば幸いである。
なお、これらはすべて記事投稿日時点のデータであり、定額で読めなくなっている場合もあると思われる。
なので、実際にKindle Unlimitedで読んでみようという場合には商品ページを確かめるか、AmazonのKindle Unlimitedで読める文芸作品の一覧画面などとりあえず確認してみてほしい。
- オノレ・ド・バルザック
- サン=テグジュペリ
- フローベール
- ジュール・ヴェルヌ
- アンドレ・ジッド
- モーパッサン
- ラディゲ
- ガストン・ルルー
- エドモン・ロスタン
- ヴィクトル・ユゴー
- シャルル・ペロー
- ジャン・コクトー
- アルテュール・ランボー
- アレクサンドル・デュマ
- デュマ・フィス
- スタンダール
- ジュール・ルナール
- モリエール
- アヴェ・プレヴォ―
- モーリス・メーテルリンク
- ポーリーヌ・レア―ジュ
- おわりに
順番は適当です、ごめんなさい。
オノレ・ド・バルザック
『ゴリオ爺さん』
レーベル:グーテンベルク21
コメント:
『グランド・ブルテーシュ』奇譚
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:短編集
サン=テグジュペリ
『夜間飛行』
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:
『ちいさな王子』
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:
『人間の大地』
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:
フローベール
『ボヴァリー夫人』
レーベル:グーテンベルク21
コメント:世界の十大小説の一つ。
ジュール・ヴェルヌ
『地底旅行』
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:H.G.ウェルズとともにSFの父と呼ばれるヴェルヌの代表作。
アンドレ・ジッド
『狭き門』
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:
モーパッサン
『女の一生』
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:
『脂肪の塊』『ロンドリ姉妹』etc…
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:
ラディゲ
『肉体の悪魔』
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:三島由紀夫にも多大な影響を与えた詩人・ラディゲの代表作。
ガストン・ルルー
『オペラ座の怪人』
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:
エドモン・ロスタン
『シラノ・ド・ベルジュラック』
レーベル:光文社古典新訳文庫
コメント:鼻が大きく顔にコンプレックスがある、剣士にして詩人・シラノ。彼は本当はロクサーヌに恋している思いを隠し、美青年・クリスチャンとロクサーヌの恋路の手助けをする。戯曲なのでKindleだと若干脚注が読みにくいなどの面もあるが、比較的短くわかりやすいのでおすすめ。
ヴィクトル・ユゴー
『九十三年』
レーベル:グーテンベルク21
コメント:ユゴーの代表作である『レ・ミゼラブル』、『ノートルダム・ド・パリ』などは、読み放題で読めるのは上巻のみ。
シャルル・ペロー
『ペロー童話集』
レーベル:グーテンベルク21
コメント:読めばわかる、ペロー童話。
ジャン・コクトー
『恐るべき子供たち』
レーベル:グーテンベルク21
コメント:
『ランボー詩集』
レーベル:グーテンベルク21
コメント:早熟の天才・ランボーの詩集。
アレクサンドル・デュマ
『黒いチューリップ』
デュマ・フィス
『椿姫』
レーベル:グーテンベルク21
コメント:
スタンダール
『カストロの尼』
レーベル:グーテンベルク21
コメント:
ジュール・ルナール
『にんじん』
レーベル:グーテンベルク21
コメント:
モリエール
『人間嫌い』
レーベル:グーテンベルク21
コメント:
アヴェ・プレヴォ―
『マノン・レスコー』
レーベル:グーテンベルク21
コメント:
モーリス・メーテルリンク
『青い鳥』
レーベル:グーテンベルク21
コメント:ベルギー人。ノーベル文学賞受賞
ポーリーヌ・レア―ジュ
『O嬢の物語』
レーベル:グーテンベルク21
コメント:ほとんどエロ小説。澁澤龍彦が好きな人は、澁澤龍彦の訳で読もう。
おわりに
これらの古典的名作が読めるサービスであるKindle Unlimitedは、初月無料なので、心から試してみることをお薦めしたいサービスである。
同時に大量に本が借りられないなどの制限はあるが、古典的名作をここまで気軽に立ち読みできるサービスは他にない。
なお誤解されがちだが、Kindle書籍はPC/スマホからもアプリで読むことができる。
青空文庫などは無料で購入できるので、とりあえずアプリを入れてみて、試してみてはいかがだろうか。
なお、先述したとおり、ここに紹介したのはすべて記事投稿日時点のデータであり、定額で読めなくなっている場合もあると思われる。
なので、実際にKindle Unlimitedで読んでみようという場合には商品ページを確かめるか、AmazonのKindle Unlimitedで読める文芸作品の一覧画面などとりあえず確認してみてほしい。
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