- 2025年5月1日
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髙比良くるま『漫才過剰考察』に見る「自己演出能力」の重要性【感想・書評】《令和ロマンM-1連覇の戦略》
令和ロマンが2025年4月28日に出した動画で、髙比良くるまの活動復帰の報告には驚かなかったが、髙比良が吉本興業を退所したという知らせには非常に驚いた。 吉本興業退所が最初にXでトレンド入りした時、私はくるま側が退所を申し出たのだろうと思った。もちろん、くるまは自身を「よしもとの最高傑作」と呼び、「 […]
令和ロマンが2025年4月28日に出した動画で、髙比良くるまの活動復帰の報告には驚かなかったが、髙比良が吉本興業を退所したという知らせには非常に驚いた。 吉本興業退所が最初にXでトレンド入りした時、私はくるま側が退所を申し出たのだろうと思った。もちろん、くるまは自身を「よしもとの最高傑作」と呼び、「 […]
ディストピアを描いた小説として、私がこれまで読んできた中で最も心をえぐられた小説とは何だっただろうか。 ディストピア小説の「三大古典」を挙げるとすれば、言わずと知れたジョージ・オーウェルの『1984年』 や、機械文明と人間の相剋を描き出したオルダス・ハクスリーの『すばらしき新世界』、本が焼かれる世界 […]
フィリップ・K・ディックの小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は、人間とアンドロイドの境界をテーマにし、多くの読者にその問いを投げかけた、SFの金字塔として知られている。 さて、このブログでは、自己満足かもしれないが基本的に生成AIを使用しないよう努めている(きちんと自分が感じた本の感想を記録 […]
フィリップ・K・ディックの小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は、1968年に刊行されたディストピアSFの傑作で、映画『ブレードランナー』の原作(というよりは原案)としても知られている。 だが、この作品は、その題名は非常によく知られている一方で、「名前は知っているけれど、読んだことはない」とい […]
イギリス・マンチェスター出身の伝説的バンド・New Order(ニューオーダー)の9年ぶりの来日公演が2025年2月に行われた。2月25日に大阪のZepp Nambaで、27日に東京の有明アリーナで公演が開かれた。 最近、昔から活躍している洋楽アーティストの来日公演に行っている。彼らも日本にそう頻繁 […]
アメリカのロックバンドで私が一番好きなバンドは、R.E.M.というバンドである。 1980年代から90年代にかけて、世界のトップに君臨していたバンドである。日本では「世界を代表するロックバンド」というような扱いはあまり受けていないかもしれないが、スピッツの草野マサムネが影響を公言していたり、Mr.C […]
2020年にKindle Paperwhiteを購入してから、約4年半が経った。 旅行先にも持っていくくらい気に入って、どれくらい使用するかはその日によるが、ほぼ毎日Kindle Paperwhiteで本やマンガを読む生活を続けていた。だが、マックスで充電しても4時間程度しか使うことができなくなって […]
このブログではかなりイギリスのバンドについて紹介してきたが、私がアメリカのバンドで一番好きなのはR.E.M.というバンドである。 これからR.E.M.を聞いてみたいという方には以下に紹介するおすすめ曲を聴いてみてほしいし、R.E.M.のファンの方は、筆者の好みをなんとなく感じ取ってほしい。 15. […]
別に私は小説家になるために努力をしているわけではないが、「こんな小説を書いてみたい」という嫉妬のような感情を、小説を読んでから抱くことがある。 個人的に、一番「こんな小説を書いてみたい」と思った小説は、ウンベルト・エーコの『バウドリーノ』という小説である。 ウンベルト・エーコといえば、代表作である長 […]
メアリー・シェリーが『フランケンシュタイン』(原題は『フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス』)という小説を、自らが女性であることを隠して刊行したのは1818年のことだが、それから200年以上が経ってからも、この小説は非常に現代社会に対しても示唆に富んだものである。 ちなみに「フランケンシ […]