このサイトについて

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このサイト「不眠の子守唄」は、主に海外文学を軸に、時に映画や洋楽、あるいはマンガなどを紹介し、時に評論するブログである。このページは、いわばこのブログの「はじめに」にあたり、このサイトの運営方針や、どのように読んでほしいかを紹介したい。

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このサイトは2019年に開設されたブログであり、すべての記事は筆者が一人で書いている。記事の執筆から離れていた時期もあったが、継続的に更新を続けている。

紹介する作品はすべて筆者自身が実際に読んだり、観たり、聴いたりしたものである。記事の校閲などに生成AIを活用することはあるが、個別の作品の感想や評論は、すべて自らの読書・鑑賞体験に基づいて執筆している。

このサイトで扱うもの

ここでこのサイトのあり方を宣言すれば、このサイトは「小説やノンフィクション・音楽・映画の紹介・評論ブログ」である。このサイトの記事では単なる作品紹介というよりは、その作品のバックグラウンドや文学史的な意義についても触れるようにしている。また紹介する対象は、あくまで軸としては海外文学であり、それも世界的に名作と呼ばれている、いわゆる「古典的名作」と呼ばれるような小説を多く紹介している。

なぜ古典を読むのか

私の読書傾向が、権威主義的であるという批判はあるかもしれない。正直なところ、それは否定できない。しかし、これはむしろ自覚的にそのような読書をしている面もある。

なぜ古典を読むのか。理由の一つは、何十年、時には何百年ものあいだ読み継がれてきた本には、一過性の流行を超えて残るだけの理由があるからである。ある意味ではこのブログの思想と相反するところもあるが、逆説的に古典を読むというのは最もコスパの良い読書である

そしてもう一つは、世界中の人々、それも歴史上の人物が読んできたものと同じものを読むことができるというロマンである。私は美術館に行くのも好きだが、美術館では、歴史上の人物が見たものと同じものを見ることができる。たとえば美術館に行けば、織田信長や徳川家康が目にしたものと同じ絵画や茶器といったものを目にすることができる。小説だと主に19世紀以降の話にはなるが、私は海外文学を読むときに、同じようなロマンを感じる。

現代の小説を読むというのは、現代人にしかできない特権である。しかし古典的名作を読めば、もはや歴史上の人物となったような過去の偉人と同じ文章を読むことができる。どちらにも優劣はないが、私は古典を読むことに魅力を感じる。

古典を自分で読むということ

イタリアの小説家イタロ・カルヴィーノは、まさに『なぜ古典を読むのか』と名付けられたエッセイの冒頭で、古典について14もの定義を並べてみせている。この定義については別の記事を参照いただきたいが、たとえば一つの定義でカルヴィーノはこう書いている。

古典とは、人から聞いたりそれについて読んだりして、知りつくしているつもりになっていても、いざ自分で読んでみると、あたらしい、予期しなかった、それまでだれにも読まれたことのない作品に思える本である。

(イタロ・カルヴィーノ『なぜ古典を読むのか』須賀敦子訳、河出文庫)

古典とは、一度読んで終わりの本ではなく、読み返すたびに新しい発見をもたらす、汲み尽くせない本のことなのだ。

だが古典を読む楽しみは、名作と呼ばれるものを自分の目で確かめ、時には「これは本当にそれほどの傑作なのか」と疑うことにもある。古典が古典たり得るのは、その本が人間のある種の真理を示しているからであるが、しかしその真理は現代社会において成り立つのか、そういった疑問も私は考えていきたいと思っている。

初めての方へ

このブログでは、主に古典的名作を中心に、一作ずつじっくり掘り下げていが、いくつか「読書まとめ」といったランキング記事・特集記事がある。そのほか、洋楽のレビューやランキング、マンガや映画の紹介記事もある。興味を持った方は、ぜひ以下の記事やページにアクセスしてみてほしい。

▼海外文学ランキング。本ブログの読書の一つの指針となっている。

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▼カテゴリ:洋楽(アルバムの紹介や、ライブレポートを掲載しています)

カテゴリ:洋楽
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このサイトの目標

ここから先は、どのような形でサイトを更新していくのかの目標について書いていく。このブログには、主に運営する上で四つの目標がある。

読書の記録として

一つ目は、単純に自分の読んだ本を記録したいということである。たとえば読書好きの方には「読書メーター」などで読書の記録をつけている方も多いと思うが、私の場合、このブログが読書メーターにあたる。先述の通り本は二回読むと、最初に読んだときに感じた感想とは違う感想を抱くこともある。そんな時に、当時の自分がどのような感想を抱いていたのかを知ることができる。

良書を紹介する

二つ目は、微力ながらではあるが、私が本当に良い本だと思った本をより多くの人に届けたいということである。このブログでは確かに「古典的名作」と呼ばれる本を多く紹介しているが、しかしそれは必ずしも日本でのベストセラーを紹介しているというわけではない。日本ではあまり読まれていないが世界的には広く読まれている本であったり、有名な作家の隠れた名作なども紹介している。そのためこのブログで紹介する本には、現在絶版ないし品切れになっている本もしばしば登場する。

私は記事でしばしば「この本が絶版になっているのは信じられない」などというようなことを書くが、やはり海外文学を読む人口は減り続けており、今後も絶版は増えるだろう。そんな状況の中でも、このブログによって少しでも海外文学に興味を持ってくれる方が増えれば嬉しい。

本ブログはAmazonアソシエイトプログラムに参加しています

そして三つ目として、副次的な目標としてではあるが、アフィリエイト収益もサイトの目標であることは書いておかないといけない。このサイトはフッターにも記載している通り、Amazonアソシエイト・プログラムに参加している。紹介した本やCDに興味を持っていただけたら、記事内のリンクから手に取ってもらえると、サーバー代および書籍購入代の足しになり、運営の励みになります。ただし、このブログでは、あまり面白くなかったり難解だったりした本は、無理に購入をおすすめしていないつもりである。

海外文学を体系的に位置づける

最後に四つ目、これはこのブログの最終的な目標ということになるかもしれないが、このサイトは海外文学を体系的に位置づけるものにしたいと思っている。このサイトは今のところ、個別の作品についての記事が独立して存在しているにすぎない。しかし将来的には、一人の作家の主要作から評伝までまとめた記事を書いたり、国やテーマごとに文学の特集記事を書いたりしながら、海外文学の全体像を少しずつ形にしていきたいと考えている。つまり作品を一冊ずつ紹介するだけではなく、作家や国、文学史とのつながりを少しずつ整理し、海外文学全体の地図のようなサイトへ育てていきたいと考えている。

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